瀬戸・愛知製陶所のノベリティ見本室

セトノベリティの見本ルーム 左手奥には広大な工場

左手奥には芸術家たちの工房があった


      
      瀬戸市は 瀬戸焼1300年の歴史をもつ日本を代表する窯業地です。
      生産されるものは食器や花瓶や茶器など、いわゆる「瀬戸物」が主流でした。

      しかし戦後の瀬戸窯業をけん引してきたのは、海外輸出用に生産されていた食器などのノベルティです。
       陶磁器製の置物や装飾品などを総称して「ノベルティ(Novelty)」と呼び、多くの種類があります。 


10年前に美しく再生された棚に並ぶ見本たち

一つ一つの見本は 全て一品もの


    特に戦後には多くの日本製ノベルティが輸出され、欧米 の家庭に潤いをもたらしていったのです。
    でも殆どが輸出されたこと、日本のライフスタイルと馴染みの薄いものだったため、普及しませんでした。
    そのため作品が世界中で高く評価されていたことを知る人は 日本では少ないのです。


天井,壁を塗り替える

花瓶や生活の器は今でも斬新

高級な絵皿は飾り物に


    セト・ノベルティとして自立し始めた後、円高や東アジアの生産地の台頭などで生産は低迷を続けました。
    その技術は心ある方々によって守られているものの、生業としては成り立たなくなりました。

    この愛知製陶所も20年も前に、操業をストップして現在に至っています。
    とても残念だけど、本日3月20日でこの製品見本室は役目を終えることになりました。

    左手の奥に進んでいくと、見本よりも性能の高い商品がたくさん揃っている工房があります。
    この工房も4月いっぱいで閉鎖するので、50%引きで製品が販売されるそうです。
    セトノベルティの製品を手元に残したいので、また行きます。   2017・3・20


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