絵画講座② 模写

     これまで人の作品を模写したことはありません。 何か後ろめたい気がしていたのです。
     
     今日の課題は プロの描いたデッサンにトレーシングペーパーで輪郭や内部の線を忠実に写し取るのです。
     デッサンの難しさは、形のゆがみやバランスがなかなかうまくいきません。
     正確なデッサンが下絵にあるのでまず安心ですね。
     ある程度できたら次は、下絵から外して影や立体感をお手本を見ながら描き続けます。

     ユンジョン先生のやり方は、我流で描くことから離れて基本に立ち返ることなんですね。
    「絵は自由にのびのびと描くことが大切」だけど、それはある程度のレベルに達してからかもしれません。

     ひたすらお手本を見て 影の濃さに合わせて鉛筆の線を重ねます。
     デッサンのゆがみはお手本通りに正確に写し取ってあるから、ひたすら立体感に集中できました。
    


お手本① 玉ねぎ

模写した玉葱


     ずっしりした重量感のある玉ねぎは、季節をとわず色んな料理の素材にもってこいです。
     立体感は何とか表現できたけど、お手本のようにもう少し影と重みが欲しかったなあ。


お手本② 布の帽子

模写した布の帽子


     この布の帽子って頭の形になじみ、バックにも仕舞っておける使い勝手もよさそうです。
     お手本の絵の帽子は薄手の布で丁寧に縫われていて、新品ではなくて使い込んでいるみたい。
     描いているうちに、見たこともないこの布の帽子に愛着がわいてきました。