いつも3月になると「絵画講座」の作品展があります。
これが最後になるということを講師から聞いたのは先日のことでした。
文化の家「アートスクール」は開館以来25年近く開かれていたけど幕を閉じます。
これまで安い受講料で様々な講座が開かれ、近隣の受講生と講師に支えられてきました。
これからは別の教室を探して続けるか? やめるか? 一人でやっていくか? の選択です。
私は一人で描き続けることにします。 絵を描くことって楽しい表現だとわかりましたから・・・
アクリル画
アクリル画
水彩画
石膏デッサン
鉛筆・人物デッサン
自画像・紙粘土に着彩
自画像・紙粘土着彩
自画像・紙粘土に着彩
自画像・紙粘土に着彩
冬の寒い時期は家にこもることが多くなります。 これまではせっせと機織りをしていました。
でも今は「絵を描く」ことが多いのです。 ペンキを使って看板を描いたことで面白くなりました。
ありあわせの板に描くには、アクリル絵の具は乾燥が早く塗り重ねも自由で重宝しています。
今のテーマは2つあります。
① 住んでいる「長久手市の過去の姿をイメージ」して何も見ないで描いています。
30年間で大きく変化している町の姿は、ゼンリンの住宅地図からはっきり浮かんできます。
私にとってはタイムスリップしたように不思議な感じをあじわうことが楽しい。
② 暮らしている「半径10mの世界」を日記をつけるように描くことにしました。
これは実在する場所を、少しの想像を加えて描いてみたいです。
4枚の板をつないだ・丘陵に立つ家々とため池
左部分の絵
右部分の絵
かっての棚板に描いた・丘陵のその後
古キャンバス・田や畑のある道を帰る子
古キャンバス・欅の木のある庭・冬
古キャンバス・欅の木のある庭・初夏
屋外の壁に遠くからでも見える
ペンキが大好きになって缶入りやチューブ入りのペンキを試している。
壁面を単色で塗るのなら適当な容量のものを缶入りから選ぶ。
発色もいいし堅牢だけど色数が限られている。
これだ!と思う色は少ないので、好きな色を決めることにした。
グリーン系の色が好ましく思えて以来、ベースが決まった。
そうなるとアクセントになる色は少量で済む。
たくさんのソフトな色がそろうチューブ入りのペンキに出会った。
手作りの看板を作るため、ありあわせの板の両面にペンキを塗る。
表になる面に絵を描き、案内となる文字を入れたら完成だ。
ありあわせの板が役立ち、気楽にできて楽しいなあ。
庭に通じる通路の案内板
板に針金のアクセントとともに
大きな郵便受けを塗り替えた
これまで人の作品を模写したことはありません。 何か後ろめたい気がしていたのです。
今日の課題は プロの描いたデッサンにトレーシングペーパーで輪郭や内部の線を忠実に写し取るのです。
デッサンの難しさは、形のゆがみやバランスがなかなかうまくいきません。
正確なデッサンが下絵にあるのでまず安心ですね。
ある程度できたら次は、下絵から外して影や立体感をお手本を見ながら描き続けます。
ユンジョン先生のやり方は、我流で描くことから離れて基本に立ち返ることなんですね。
「絵は自由にのびのびと描くことが大切」だけど、それはある程度のレベルに達してからかもしれません。
ひたすらお手本を見て 影の濃さに合わせて鉛筆の線を重ねます。
デッサンのゆがみはお手本通りに正確に写し取ってあるから、ひたすら立体感に集中できました。
お手本① 玉ねぎ
模写した玉葱
ずっしりした重量感のある玉ねぎは、季節をとわず色んな料理の素材にもってこいです。
立体感は何とか表現できたけど、お手本のようにもう少し影と重みが欲しかったなあ。
お手本② 布の帽子
模写した布の帽子
この布の帽子って頭の形になじみ、バックにも仕舞っておける使い勝手もよさそうです。
お手本の絵の帽子は薄手の布で丁寧に縫われていて、新品ではなくて使い込んでいるみたい。
描いているうちに、見たこともないこの布の帽子に愛着がわいてきました。