ながくてアートフェスティバル欅舎

ギャラリーへの扉です

白水ロコ木彫「ベヌウ」

10月1日~22日の土,日,月,火曜日 13~17時OPENしています。

欅舎企画展のテーマは
「木から生まれる・暮らす」としました。

会場に展示した作家作品以外に玄関にも 作品がいっぱい。
この様子の記録ですが、ぜひ実物をご覧くださいませ。

欅舎アートマガジン「暮らしにアート」を創刊しました。お持ち帰りくださいね。


玄関ギャラリーにも作品が住む

深田庸子の木彫「ためいき」

馬見塚喜康「こもれび」

鳥居純子「遠い声」他

中林万里子「Behind the tree」他

森田朋版画「600万年前 星の話」

波多野友香 連作「心臓音へ向かう道」

国島征二「AC-7A16-1]

仲宗根奈美「和紙の5変化」

福田十糸子「和紙の人」

佐治直子「和紙に撮影」他

佐治直子「手漉き和紙のスクリーン」

葉栗里木彫「あおのまにまに」& むろまいこ「住み処」

織りと糸のアトリエへの扉

扉から入った様子です

正面には道具や糸が壁いっぱいに

天井の草木染糸&作業場

機織り機三台から作品が生まれる


ステンドグラスの窓

     建物の壁は室内と室外を隔てる役割があるが、壁の一部を窓にすることで外とつながることもできる。
     その一方で、窓は光を取り込み空気を通わせるとともに外からの侵入者を防がなくてはならない。


中から外が見えるだけでなく、外からも良く見える

建物が半分土に埋まっている庭側を含む1階の窓は、防犯のための曇りガラスサッシだった。
けっこう頑丈だけど味気ないので、ある会社に依頼した。
サッシの枠はそのまま利用し中身を全てステンドグラスにする(デザインはお任せ)ことだった。
それから10数年が過ぎ周囲の景色が一変した。天候も人の気配も良くわかる。
通路を人が通っても、足が見えるので防犯上も安心できる。


障子の桟にステンドグラスをはめた窓

ここは通路に面した室内だが、昨年の冬にシロアリ被害にあって壁も窓もすべてを作り変えた場所である。
窓の下にも窓を設置したのはシロアリ対策のためだ。
コンクリートブロックの上にガラスを置いたので、今年の春はシロアリも敬遠してくれるかな?
近くの会社の人が「何食べようか」と昼休みに通ったり、子どもの遊ぶ声が聞こえるだけでなく、歩く足が見えるのがひそやかな楽しみ。     ちょっと趣味悪いかなあ。


灯りがともる②

     このステンドグラスに出会ったのは3,4年前だったか?
     覚王山アパートの玄関ギャラリーで、残り少ない展示物の中にスックと立っていた。

     その頃の店「プリズム」のオーナーが作家について話してくださったことは、
    「高齢のお父様が思い出すと辛いからって、皆さんの手に渡したいと言われた娘さんの遺品です。
     たくさんの人に購入してもらったけど、残った作品がここにあるんです」と。

     この作家の名前は忘れてしまったけど、住宅や公共建築物の空間づくりに関わっていられたそうだ。
     スケールの大きなステンドグラス作家だったと推察する。


昼間は作品の一つになっている

夕暮れになると周囲を照らす存在に


      薄暗くなってから買い物に出かけるとき灯りをともしておく。
      すっかり暗くなった玄関の手前で、ガラス窓を通しての灯りが見えるとホッとするのだ。
      周囲を華やかに照らしている灯りは、無言で出迎えてくれている。

      会ったこともない作家だけど、この人が残した作品は暮らしの中に生きている。 4月16日 記


灯りがともる①

自然光の中では宇宙人みたい

灯りかともると不思議な雰囲気に

作った人がこの世にいなくなっても、優れた作品なら残る。
有名な作家でなくても、遺族やかっての友人の手で保管されることもある。

6年前にギャラリー象家が閉鎖されたとき、オーナーの遺品が大量に残された。
遠く離れた遺族たちはアート作品に関心がなく引き取らなかった。

元のスタッフの手で形見分けがされ、単なる知人の私にもこの作品が来てくれた。
とても大きくて置く場所に工夫が必要だけど、大きな彫刻作品のようでおもしろい。
和紙に着色して光源をつくり、青い地球にも宇宙人にも見えるのだ。

現代アートの作品を身近に見たこともなかったので、変な灯りだなあと思った。
大きすぎて困るくらいの存在感は半端じゃない。私が生きている間は、ずっとここにいるだろうな。

明かりが灯ると、あの世からのメッセージが届いたような不思議な気持ちだ。
4月15日 記


散歩をしていた猫

      6年近く前の5月下旬に長久手のギャラリーで不思議な猫に出会った。
      ギャラリーの入り口から飛び出して、のんびり歩いているのだ。
      中に入ると展示中の作家が、一人で来場者の応対をしているのを目にする。
      銀色の針金で作った様々な作品が、白い壁や台の上にセンス良く飾られていた。

      ここは「象家」というギャラリーで作家は橋寛憲さん,初めて話を交わした。
      いろいろな作品を見ているうちに、先ほど出会った猫のことが気になって聞いてみる。

      物静かな語り口で「イリオモテヤマネコという名前です。西表島に住んでいる絶滅危惧種なんですよ。」
      この日から橋さんとの繋がりができ、この猫は私のところへ来てくれた。
      本物1,5倍の大きさに作ってあるけど針金だから抱きかかえても軽い。


オモテと名づけた猫は 今朝も欅の木の下をゆったりと散歩していた


     
      「オモテ」が我が家に来てくれた3ケ月後に、19年続いた「ギャラリー象家」は閉鎖された。
      橋さんの個展のときから病気療養中だったオーナーが、残念なことに亡くなられたからである。
      オーナーだった横田さんは「長久手をアーティストが暮らしやすい町にしたい」と願っていたそうだ。
      その願いを引き継いだかのように、作家たちは長久手に住んだり制作を続けたりしている。
                                      4月12日(水) ひろ


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