2年ぶりに長久手文化の家アートスクール講座「絵画」が始まった。
新しい講師は韓国出身のチェ・ユンジョン先生でとても熱心な方、気合が入ります。
生徒の半分は顔なじみ、新しい人たちも自己紹介があってこれからいいお付き合いができそうです。
モチーフはそれぞれが持ち寄りなので、私は20年前に購入した陶芸作家の作品を袋に入れて行きました。
小ぶりで軽くて使いやすいけど 10年ぶりに手にしてじっと眺めました。
鉛筆は4Hから6Bまで持っている
90分でそれなりに完成させた
絵を一人で描くのは気が重い。 強制的にでも描く場所とお仲間ができてよかった。
時間がないのではないから自分一人でも描くようにもしたい! と思ったスタートでした。
2022年はペンキによる改装から始まった。
・ごちゃごちゃした室内をスッキリさせる。
・全体のイメージを明るくするためにペンキの色をグリーンに決める。
この3年間にたくさんのモノが増えたものだなあ。
扉が劣化して壊れたので取り外す
小屋南のテラスは作品展示の場所だった
小屋の中はコレクションの展示場所だった
全てを移動撤去して空っぽに
壁の濃いセピア色は作品を引き立てるには最適だったが、もっと光が欲しいものだ。
窓枠も明るくするとどんな雰囲気になるのか? 床の色もさらに明るくするのが楽しみになってきた。
テラスの中は塗り替えてスッキリさせる
扉がないので庭から入りやすくなった
壁は明るい緑にしてテーブルを配置
小屋から移動した作品を上部に取り付ける
大きな瓶にもペンキを塗って屋外テーブルに
欅舎はずっと、グリーンをイメージカラーにしてきた。
欅の庭は外で糸や布を染める作業場所にしたい。
ベンチに腰掛けてお茶を飲むテーブルにも代用できる。
欅舎全体が緑色の濃淡で彩られているので
グリーンをこれからも「イメージカラー」にしたい。
なんの作為も構図を考えることもなく、メンバーそれぞれが5分でモチーフを選んだ。
身を寄せ合って黙々と描いた2時間、ひとまず今回で終了する「絵を描く会」です。
不思議な取り合わせ
やさしい雰囲気に
目についたもの
存在感がある
竹のざるに乗せてみた
くっきり際立つモノの形
染めた原毛とハンドカーダー
これからフワフワにします
人が住んでいる家の灯りは暖かく感じる
外を歩いていて家の灯りを見るとホッとする。
そこに人が住みその暮らしが偲ばれるのだ。
階段を上った先の小さな陶の家の中は、
電池で灯りがともる仕組みになっている。
このモチーフを描いているうちに、周囲の風景の中にポツンとたたずむ家のイメージが浮かんできた。
・夕暮れ時に歩く道の先に見える家の灯り、それに吸い
寄せられるように歩いていく人・・・
・山の上にたたずむ家には長い階段があって
その上には何があるのか?
こんな情景を描いてみたくなりました。(ヒロ)
北の窓から射し込む光と影
影の中に窓の明かりが映っている
厚みがあるのできっちりと立っている
コロンとしたカラフルな「ガラスの家」は透明ガラスと色ガラスを何枚も張り合わせてあります。
「キルンワーク」という技法を使っていて、600度の温度で焼き上げるとのことだ。
ガラスは繊細で壊れやすいのが難点だが、この家はうっかり落としても壊れないのがうれしいな。
透明感があって丈夫で美しい家は私のお気に入りで、5,6年前に30個ほど作っていただいた。
ガラスと陶器はいずれも土から生まれたもので、瀬戸市ではどちらも盛んに作られています。
透明感のない陶器のモチーフは比較的描きやすいけど、ガラスの透明感はなかなか難しいのです。
ハードパステルで色付けしながら綿棒で刷り込んだら、少しだけ透明感が出た気がします。
家の間に小川が流れる hiromi
野原に建っているガラスの家 kaori
横に並べてみたガラスの家
夕日を受けて輝く家並み ヒロ